2005年3月20日日曜日

アフリカ一ヶ月 - ヨハネスブルグ: SOWETOへ。

ヨハネスブルグの旅のうち、「SOWETOでホームステイの記録」のリンク一覧です。(一覧の下から一つ目の記録が始まります。)

  • アフリカ一ヶ月 - ヨハネスブルグ: ピリ地区へ。
  • アフリカ一ヶ月 - ヨハネスブルグ: ビッグママの家へ。
  • アフリカ一ヶ月 - ヨハネスブルグ: SOWETOの子供たち。
  • アフリカ一ヶ月 - ヨハネスブルグ: SOWETOでの夕食。
  • アフリカ一ヶ月 - ヨハネスブルグ: SOWETOを去る朝。

  • ここから↓↓、「SOWETOでホームステイの記録」の始まりです^^。
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    ダウンタウンを出ると、いよいよSOWETOへと向う。ハイウエイで走る事数十分、「Welcome to SOWETO」という看板と共にSOWETの町並みが現れる。道路中央に建てられたLOREALの看板が、妙に町とマッチしていて不思議な感じだ。



     
    SOWETOの町や労働者がペイントされた発電所跡、体育館の様な教会、シビーンというもぐりの飲み屋...。中心部の市街地では見られなかった光景が続々と現れる。高級車は姿を消し、道を行くのはSOWETOの人々がぎゅうぎゅう詰めに乗ったミニバス、そしてひたすら自分の足で歩く人、人、人...。SOWETOの人々はヨハネスブルグで仕事を得ても、毎日すし詰めのミニバスで長時間かけて通勤しなければいけない。大体5時頃に起きて職場に向う人が多いのだそうだ。

     

    SOWETOの町を更に進むくと、スクウォッターキャンプを通りかかる。スクウォッターキャンプとは不法居住区の事で、SOWETOの中でもとても厳しい生活を送っている人が住んでいる地域だ。住宅というよりは掘っ立て小屋の様な建物が何百件、何千件と密集して建っている。暮らす場所を見つけるのも難しい状態なので、こんなに小さな掘っ立て小屋の中にも何人もの大家族が住んでいたりするのだそうだ。電線すらしかれていない所も多く、あたりはとても薄暗い。お金を貯めるために一時的にここに住んでいるだけの人もいる様だけれど、全般にとても苦労している人が多い地域の様だ。


    「遠い夜明け」に出て来た様な場所が、未だに実在する。日本にいるとアパルトヘイトの撤廃で何もかも良くなったと思ってしまうけれど、問題はまだまだ解決されていないのだなと思った。



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