2009年2月21日土曜日

ヨルダン旅行記: アンマンからペトラへ

翌日は朝早くからヨルダンの旅のハイライト、ペトラ遺跡へと向かった。

アンマンからペトラへは、アンマンの南バスターミナルからペトラの最寄り駅「ワディ・ムーサ」行きのミニバスを利用する。

この日も土砂降りだったため、まずバスターミナルまで車で行こうとしたところ、ホテルのおかかえ運転手はいっぱいで「通りに出てタクシーを捕まえた方が早いよ」とのこと。通りでずぶぬれになるとのこと15分、ようやくタクシーを捕まえてバスターミナルへ。

バスターミナルには標識がなく、ヨルダンはホテルなど観光客向けの施設以外は英語が通じない。とりあえず出会う人々に「ペトラ」「ペトラ」と言ってみたら、何とかペトラ行きらしいバスにたどり着いた。

ミニバスは満席になったら発車という仕組みの様だった。発車まで待つこと40分くらいかかったけれど、ガイドブックでペトラの全容を下調べしながら時間はすぎていった。

ヨルダンのバスは男女別々に座る様になっている様で、私はヨルダンの女性と相席。ヨルダン人は意外とフレンドリーで、言葉は通じないものの何かと声をかけてくれた。

 
ペトラへ向かいしばらく南下すると、アンマンでは土砂降りだった雨がみるみる晴れて来る。気温も日本の初夏くらいにあがって、着込んでいた上着を次々と脱ぐ。23時間ほどしか走っていないのに気温差が随分変わることに驚いた。この時点では、夏服で十分OKな状態に。昨晩はダウンを着て寝ても寒かったのに。数百キロほどの区間で夏と冬が同時に体感できる...不思議な国ヨルダン。