2001年5月4日金曜日

南イタリア旅行記: カプリ島のビーチでのんびり ~マリーナ・ピッコラ~

「青の洞窟」はとってもよかったけれど、小船は観光船以上に揺れるので、洞窟を出ると船酔いの人で溢れていた。「青の洞窟」の船はとても揺れるので、決して前後に飲んだり食べたりしてはいけない。私も「アマルフィからの定期船→カプリ一周観光船→青の洞窟手漕ぎ船」と連続だったので船酔いしてしまい、漕ぎ手さんにお願いして洞窟横の小さな船着場で降ろしてもらった。

船着場上はカプリ島内ではかなりはずれの方だったが、それでもカフェや土産物屋は日本人観光客の大ごった返していた。ひとまず観光船と「青の洞窟」で一通りまわったので、あとはゆっくりしよう...と、マリーナ・ピッコロに移動して、ビーチでのんびりすることにした。「マリーナ・ピッコロ=小さい海水浴場」というだけあって、観光船からみた感じも他の大きめのビーチに比べて穴場っぽい感じがした。ちなみにマリーナ・ピッコロへはタクシーを使ったけれど、カプリのタクシーはすべて白のフィアットのオープンカーで気持ちがよかった。



マリーナピッコロは岩場で水の澄んだ海水浴場だった。


アマルフィ同様レストラン(とホテル?)系列のプライベートビーチがあったので、またスペースをかりる事にした。やはりちょっと穴場という事らしく、フランス人のマダム達が優雅に寝そべって過ごしている。少し場違いかなもと思いつつ、大人な雰囲気が気に入ってしまったので、終便までここで過ごすことにする。このプライベートビーチにはデッキチェア以外にもタオルのレンタルや更衣室、ボートなどのアクティビティがあった。


5月の南イタリアは日本の初夏くらい暑い。太陽の日差しと青い海の中飲んだキーンと冷えた白ワインは本当に最高だった。しばらく昼寝すると船酔いがおさまったので、ビーチ沿いのレストランで魚料理も食べた。オリーブオイルとトマトのソースであえた魚は本当に美味しいかった。